ガドベン酸ジメグルミン製剤(E7155)の変異原性試験 (第2報) : ヒトリンパ球を用いる染色体異常試験
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概要
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ガドベン酸ジメグルミン製剤(E7155)について,培養ヒトリンパ球を用いる染色体異常試験を実施し,その変異原性を評価した。ヒトリンパ球にラット肝臓由来S9mixの存在下または非存在下でE7155(0.078∼10mM)を処理し,3種類の処理濃度(2.5∼10mM)について染色体異常の観察を行った。 その結果,E7155はS9mixの存在の有無にかかわらず,いずれの処理でも構造異常を有する細胞および倍数性細胞の出現頻度の増加を示すことはなかった。したがって,本in vitro試験条件下において,E7155は染色体の構造異常および倍数性細胞の誘発能を有していないと結論された。
- 日本トキシコロジー学会の論文
- 1999-11-15
著者
-
佐神 文郎
エーザイ株式会社 プロダクトクリエーション サイトサービス部 企画推進部
-
TIRONE Piero
Research Laboratories of Bracco S.p.A.
-
MORISETTI Alberto
Research Laboratories of Bracco S.p.A.
-
BUSSI Simona
Research Laboratories of Bracco S.p.A.
-
Bussi Simona
Research Laboratories Of Bracco S. P. A.
-
Tirone Piero
Milano Research Centre
-
鳥塚 尚樹
エーザイ株式会社開発安全性研究部
-
大門 弘彦
エーザイ株式会社研開調整部
-
澤田 繁樹
エーザイ株式会社開発安全性研究部
-
ADAMS Kevin
Huntingdon Life Sciences Ltd.
-
澤田 繁樹
エーザイ(株)
-
佐神 文郎
エーザイ株式会杜筑波研究所
-
大門 弘彦
エーザイ株式会社安全性研究所川島安全性研究部
-
佐神 文郎
エーザイ株式会社開発安全性研究部
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