茎頂培養によるウイルスフリーチョロギの作出
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概要
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調査した秋田,福井,山形県産のチョロギは全てがウイルスに感染していた.そこで,0.5 mm程度のえき芽茎頂をMS培地に置床した結果,0.5 mg・liter^<-1>BAを添加した場合は多芽体を形成したのに対し,NAAとBAそれぞれ0.5 mg・liter^<-1>を添加した場合はカルス形成した後,苗条が再分化した.これらの苗条をホルモン無添加のMS培地に移植したところ,発根し,容易に順化した.順化個体の症状観察,接種試験およびRT-PCR検定を行った結果,3個体がVFであることが確認された.
- 2004-01-15
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