トウキ及びウイキョウの組織培養による胚様体形成と再分化
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概要
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薬用植物のトウキ及びウイキョウの幼苗を用いた組織培養による胚様体の形成と植物体の再生条件を明らかにすることができ次のようにまとめられる。1.MS培地にショ糖3%,及びゲルライト0.2%植物ホルモンを添加して暗黒条件下で約50日培養後,子葉及び胚軸由来カルスから胚様体が形成された。2.胚様体形成に必要なホルモンは,トウキでは2,4-Dとカイネチン,ウイキョウでは2,4-Dであった。3.形成された胚様体は,MS培地にショ糖を2%添加した再分化培地で根及び茎葉を発生し,完全な植物体となった。
- 日本作物学会の論文
- 1989-12-25
著者
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