砂壌土水田における田畑輪換方式が小麦の生育・収量に及ぼす影響
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概要
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砂壌土輪換畑における輪換方式及び堆肥施用の有無が冬作小麦の生育・収量に及ぼす影響について1983年から1987年まで5カ年間検討し,以下のような結果が得られた。1.水稲あとに比べて大豆あとの土壌は固相及び液相が低下し,気相が増加するとともに砕土率が向上した。そのため小麦の出芽及び初期生育は良好となった。2.小麦の収量は田畑輪換によって増加するが,その効果は大豆-麦連作区>水稲2年-大豆1年(2年輪作)区>水稲1年-大豆1年(1年輪換)区≧水稲-麦連作区の順であった。3.大豆あとの小麦では生育過剰のため倒伏して収量・品質の低下が問題となる年次があった。4.田畑輪換の効果をより十分に発揮させるためには施肥量,播種量及び播種時期,さらには踏圧・土入れ等の肥培管理を考慮する必要がある。
- 日本作物学会の論文
- 1989-12-25
著者
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大賀 康之
福岡県農業総合試験場筑後分場
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大賀 康之
福岡農業総合試験場
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大賀 康之
福岡県農総試
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大賀 康之
同筑後分場
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大賀 康之
福岡農総試筑後分場
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小野 正則
福岡県農業総合試験場
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平野 幸二
糸島農業改良普及所
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