大豆の早播き栽培について : 第2報莢内発芽
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概要
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1983年,タマホマレの早播栽培において立毛中の英内発芽が始めて認められた。1.莱内発芽は6月上旬〜中旬播のタマホマレに多く,アキシロメ及びフクユタカではほとんど認められなかった。2.発芽萸は1株の中でも開花時期が早い節,すなわち主茎では9節,低位分枝では中問部,高位分枝では基部節に多く認められ,未熟萸に多く発生した。3.発芽粒を発芽の程度別にタイプI〜タイプIVの4段階に分類した。4.葉肉発芽の原因については不明であるが,1984年に摘其処理をしたが再現出来なかったことから,気象との関連性があるものと推察された。
- 日本作物学会の論文
- 1985-12-20
著者
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大賀 康之
福岡県農業総合試験場筑後分場
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大賀 康之
福岡農業総合試験場
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大賀 康之
福岡県農総試
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大賀 康之
同筑後分場
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大賀 康之
福岡農総試筑後分場
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平野 幸二
福岡県農業総合試験場
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三善 重信
福岡県農業総合試験場
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三善 重信
前福岡県農業総合試験場
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