大豆の早播栽培について : 第5報早 播適性のある品種型
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概要
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転換畑における大豆早播栽培での適品種について,生態型が異なる大豆品種を用い,早播適性について検討した。1.早播栽培では,過繁茂による倒伏が問題であり,倒伏を中程度におさえるためには,主茎長を70cm以内にする必要があり,開花まで日数が55日以内の品種が適している。2.この栽培法は初期生育期問が梅雨期に当るため湿害による生育抑制を受けやすく,耐湿性が高い品種の育成が必要である。また,葉焼病の発生が標準播栽培よりも多く,低収要因となるため耐病性品種の育成がきわめて重要となる。3.アキシロメ,スズユタカなど早生品種は年次によっては粒茎化が高く,極多収となった。しかし,稔実粒数および百粒重の変動が大きく,むしろフクユタカが安定した収量性を示し,開花・結実習性と登熟期の気象および土壌条件との関連を,今後さらに詳しく検討する必要があり,同時に高温登熟性の高い品種の育成が必要であると考えられる。
- 日本作物学会の論文
- 1988-12-15
著者
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大賀 康之
福岡県農業総合試験場筑後分場
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大賀 康之
福岡農業総合試験場
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大賀 康之
福岡県農総試
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大賀 康之
同筑後分場
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大賀 康之
福岡農総試筑後分場
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平野 幸二
福岡県農業総合試験場
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三善 重信
福岡県農業総合試験場
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三善 重信
前福岡県農業総合試験場
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