線形離散Ti系の次数決定のための次数検定統計量と逐次アル線形離散値系の次数決定のための次数検定統計量と逐次アル
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概要
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単一入出力線形離散系の次数決定に関し,次数検定統計量を求めるための簡便な逐次アルゴリズムを提案する。この逐次アルゴリズムをここで新たに考案した相関行列に適用することにより,通常の行列式比の他に2つの次数統計量を得,さらにモデルパラメータ推定値も得ることができる。これらの次数統計量に基づいた次数検定法により,観測雑音が系列相関をもつ場合や雑音レベルが高い場合でも,真の次数を定めることができる。Wellsteadの例にみられるように操作変数積率行列により次数を決定する場合,操作変数が必要であるが,この操作変数は,次数が系次数より高次の安定フィルタに系入力を印加することにより生成されなければならない。このため次数決定はフィルタの選び方に影響されるおそれがある。ここでは,このようなフィルタを用いずに相関行列を構成する。この相関行列はnesting構造を有し,その構成法は至って簡単である。上記の次数統計量に基づく次数決定法の妥当性はMonte Carloシミュレーションにより示される。
- 近畿大学の論文
- 1981-12-01
著者
-
五反田 博
近畿大学産業理工学部電気通信工学科
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五反田 博
近畿大学大学院産業技術研究科
-
五反田 博
近畿大学九州工学部電気情報工学科
-
相良 節夫
近畿大学九州工学部
-
和田 清
近畿大学九州工学部
-
五反田 博
近畿大学九州工学部電気工学科
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