独立成分分析に基づく耐高残響音源分離に関する研究
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概要
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ブラインドデコンボリューション(BSD)問題は, これまで時間領域畳込み混合過程を周波数領域に変換して近似的に得られる瞬時混合モデルを対象に, 周波数領域ICA (FDICA)で解かれることが多いが, 高残響下では音源を良好に分離できていない.Serviereは, 混合過程のインパルス応答を分割することにより, 時間領域畳込み混合過程を周波数領域での畳込み混合として厳密にモデル化し, そのモデルに基づいたFDICA法を新たに提案して, 高残響下での音源分離への道を拓いた.しかし, 成分置換やスケーリングの不定性, それに白色化歪みの問題は解決されていない.そこで, 本報告では, これらの問題を解消し, 高残響下でも有効に機能する音源分離法を提案するとともに, 提案法の有効性を実環境下での実測データに基づいて検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-06-17
著者
-
五反田 博
近畿大学産業理工学部電気通信工学科
-
五反田 博
近畿大学大学院産業技術研究科
-
古屋 武志
近畿大学大学院産業技術研究科電子情報工学専攻
-
金田 圭市
近畿大学大学院産業技術研究科電子情報工学専攻
-
五反田 博
近畿大学 産業理工学部 電気通信工学科
-
古屋 武志
近畿大学 産業理工学部 電気通信工学科
-
金田 圭市
近畿大学大学院産業技術研究科
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