琉球列島におけるサトウキビ畑の雑草群落に関する研究 : 第 6 報久米島の雑草群落(農学部附属農場)

概要

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1.本研究は, 琉球列島におけるサトウキビ畑の雑草群落を植物社会学的解析方法によって分類することを目的として行った。本報は久米島の調査結果をまとめたものである。2.久米島のサトウキビ畑から22個の植生調査資料が得られた。これらの資料をチューリヒ・モンペリエー学派の方法で表操作した結果, 次の植生単位が明らかになった。ハマクワガタールリハコベ群集 A.コメツブウマゴヤシ亜群集 B.ツルソバ亜群集 a.典型変群集 b.ススキ変群集 i.ジシバリファシース 3.コメツブウマゴヤシ亜群集と典型変群集およびジシバリファシースは新植畑に, ツルソバ亜群集は新植畑と株出畑の両方に生育する。ススキ変群集は株出畑に生育する。4.植生単位と作型・管理形態との相互関係は次の模式図で示される。[figure]
琉球大学の論文
1985-12-02