高齢者の性に対する看護・介護職者の認識(その1) : 在宅ケアに携わっている看護・介護職者の性の認識

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概要

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今回は,高齢者の性に対する看護・介護職者の認識について検討するに先だち,在宅ケアに携わっている保健婦,訪問看護婦,ホームヘルパーの性の認識について調査を行った。その結果,肯定的な性の概念として「愛を深めるため」,「子孫を残すため」,「夫婦関係を維持するため」,「信頼や親密感を得るため」が,中間的な性の概念として「快楽を得るため」が,否定的な性の概念として「お金を得るため」,「武器として利用するため」,「婚外性交」,「レクリエーション」が認識されていることが明らかになった。またそれらの概念に影響する因子として,壮年期の女性,既婚,性生活や仕事に対する満足感などが示唆された。
神戸市看護大学短期大学部の論文
2000-03-03

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