Tenacibaculum sp. のエゾバフンウニへの付着および糖処理による斑点病の防除
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概要
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Tenacibaculum sp. のウニ個体に対する付着量をin vitro で調べたところ, 非病原性の類似菌の約30倍であった。この付着は個体を0.1% D-galactoseあるいはD-xyloseで1時間前処理することで約90%阻害された。付着阻害を応用した本病の感染防御を人為感染実験により検討した。付着阻害が認められた2種の糖で個体を処理すると, 106および107CFU/mLの本菌による攻撃によっても本病を発症せず生残したことから, ウニの糖処理が本病の防除に有効であることが示唆された。
- 日本魚病学会の論文
- 2006-03-15
著者
-
澤辺 智雄
北海道大学大学院水産科学研究院
-
田島 研一
北海道大学大学院水産科学研究科生命資源科学専攻
-
谷口 留美
Graduate School of Fisheries Science, Hokkaido University
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澤辺 智雄
Graduate School of Fisheries Science, Hokkaido University
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田島 研一
Graduate School of Fisheries Science, Hokkaido University
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谷口 留美
Graduate School Of Fisheries Science Hokkaido University
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