ビブリオ病原因菌Vibrio anguillarum(J-O-1〜J-O-3)の易熱性抗原の分析
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概要
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魚類ビブリオ病原因菌V.anguillarum(J-O-1〜J-O-3)の易熱性抗原には少なくとも2種,すなわちJ-O-4型,J-O-2型およびJ-O-3型菌株に共通する抗原k-1とJ-O-1型のうちphenon IIの菌株のみが保有する抗原k-2とが存在することが分った。そこでJ-O-1型に型別された菌株について易熱性抗原の型別を行ったところ,phenon IIの菌株はphenon Iの菌株とは異なる特異易熱性抗原k-2を保有していることが判明した。すなわちphenon IIのV. anguillarumはphenon IのV. anguillarumと共通したO抗原を有するものの,易熱性抗原において明らかに異なることが分った。
- 日本魚病学会の論文
著者
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田島 研一
北海道大学大学院水産科学研究科生命資源科学専攻
-
絵面 良男
北海道大学水産学部
-
田島 研一
Laboratory Of Microbiology Graduate School Of Fisheries Sciences Hokkaido University
-
木村 喬久
北海道大学水産学部水産細菌学教室
-
木村 喬久
北海道大学水産学部生物化学工学講座
-
木村 喬久
北海道大学水産学部
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