Timing of latest two faulting events at the southern part of the Hanaore fault - Trenching study at Shugakuin, northeast Kyoto City, central Japan
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The Hanaore fault is a right-lateral strike-slip active fault trending NNE-SSW in Shiga and Kyoto Prefectures. The northern part of this fault might move during the 1662 Kambun earthquake. However, paleoseismic activity in the southern part still has been unclear. We excavated a trench at Shugakuin area in Kyoto City to evaluate the seismic risk of the southern part of this fault. Some high-angle fault planes cutting fan deposits were observed on the trench walls. We divided the sediments on the trench walls into seven stratigraphic units named as unit A to F. As a result of our precise observation, the latest faulting event occurred after the deposition of the unit B2 and before the deposition of unit A. And the penultimate event occurred after the deposition of unit D and before the deposition of unit C. The radiocarbon ages from the trench walls and the results of previous trench studies indicate that the timing of the latest faulting event was about 2,500 to 1,500 years B. P., and the timing of the penultimate event was about 7,800 to 7,000 years B. P. The interval between the last two events is estimated to be about 4,500to 6,300 years.
- Japanese Society for Active Fault Studiesの論文
著者
-
宍倉 正展
産業技術総合研究所活断層研究センター
-
細矢 卓志
中央開発(株)
-
吉岡 敏和
産業技術総合研 活断層研究セ
-
宍倉 正展
産業技術総合研
-
徳田 博明
中央開発(株)
-
山口 弘志
中央開発(株)
関連論文
- 境峠-神谷断層帯北部, 境峠断層の完新世における活動履歴
- 境峠-神谷断層帯,境峠断層の長野県奈川村における活動履歴調査
- 元禄関東地震の断層モデルと外房における津波
- 2004年スマトラ島沖地震で沈降したアンダマン諸島南部での掘削調査--過去のスマトラ級イベントを求めて (総特集 連動型巨大地震(1)スマトラ島沖地震)
- ハンドコアラーを用いた宮城県仙台平野(仙台市・名取市・岩沼市・亘理町・山元町)における古津波痕跡調査
- トレンチ調査に基づく1891年濃尾地震断層系・温見断層の活動履歴
- 濃尾地震断層系・温見断層の活動履歴調査
- 沿岸の地形・地質調査から運動型巨大地震を予測する (特集 古地震と現在の地殻活動から地震を予測する)
- P-186 数値地質図標準化 : 主題属性コードの公開と用語集の作成(22.情報地質,ポスター発表,一般講演)
- 木曽山脈・大棚入山で発見された大規模山体崩壊跡
- 17世紀に千島海溝南部において発生した連動型プレート間地震と海岸隆起
- S-19 二つのタイプの関東地震 : 元禄型と大正型・その震源モデルと再来間隔(シンポジウム : (3)関東大地震のネオサイエンス)
- 2008年岩手・宮城内陸地震に伴う地表地震断層 : 震源過程および活断層評価への示唆
- 山崎断層帯,琵琶甲断層および三木断層の古地震調査
- 紀伊半島南部沿岸に分布する隆起生物遺骸群集の高度と年代--南海トラフ沿いの連動型地震の履歴復元
- 志摩半島におけるハンドコアラーを用いた古津波堆積物調査報告
- 離水浜堤のジオスライサー調査による旭山丘陵直下に分布する伏在断層の活動性評価
- 南海トラフ沿いに起きた歴史地震に伴う隆起を記録した紀伊半島南部沿岸の生物遺骸群集
- 砺波平野断層帯および呉羽山断層帯の古地震調査
- 活断層データベース大幅改訂
- 境峠・神谷断層帯,境峠断層および霧訪山断層における古地震調査
- 断層・褶曲帯で発生した新潟県中越地震の長期的予測は可能であったか (総特集 2004年新潟県中越地震) -- (5章 中越地震被災経験の今後の課題と展望)
- P8. 2004年新潟県中越地震における道路盛土被害の一考察(地すべり,斜面崩壊,コアタイム,ポスターセッション)
- 中越地震における道路盛土被害をパラメーターとした災害評価(27.応用地質学一般)
- 活断層データベース公開のお知らせ
- 地震被害と地形・表層地質・地盤特性-"震災の帯"の中の被害差の原因について-
- 活断層データベースの構造とデータ構成
- 揖斐川断層の完新世における活動履歴--岐阜県藤橋村におけるトレンチ調査結果
- 変動地形からみた相模トラフにおけるプレート間地震サイクル
- 揖斐川断層の活動履歴調査
- 花折断層南部の過去2回の活動時期--京都市修学院地区におけるトレンチ調査結果
- 2001年インド西部Gujarat地震に伴う地変と電源域の活断層
- 北アナトリア断層系1999年Izmit地震に伴う地震断層のセグメント構造
- 花折断層南部、京都市修学院地区における活動履歴調査
- 1999年トルコ・イズミット(コジャエリ)地震に伴う地震断層の緊急調査
- 1999年トルコ・イズミット地震の地震断層
- 柳ケ瀬断層の最新活動 -滋賀県余呉町椿坂峠におけるトレンチ発掘調査-
- 1998年9月3日岩手県内陸北部の地震に伴う地震断層について
- 1998年9月3日の岩手県内陸北部の地震に伴う地震断層
- P-176 敦賀地域の活断層
- 栃木県・関谷断層のトレンチ調査
- P2 トルコ・北アナトリア断層における完新世平均変位速度の推定(ポスター発表,2006年度地理科学学会春季学術大会発表要旨)
- O-253 浮島が原低地の沈水履歴と富士川河口断層帯の活動(23.環境地質,口頭発表,一般講演)
- ステップ式連続波地中レーダ探査法による活断層のイメージング -淡路島 先山断層の例-
- O-214 近畿地方北部の活断層の最新活動時期によるセグメンテーションと断層の平面形態
- 461. 柳ヶ瀬-養老断層系ストリップマップ
- 物理探査による京都市街地における花折断層調査
- 282. 横ずれ断層の幾何学的分布と横ずれ構造盆地の発達過程 : トルコおよび日本の例
- 横ずれ断層の発達とそれに伴う地形の形成-トルコ・北アナトリア断層および糸魚川-静岡構造線諏訪盆地を例にして
- 大分県,碩南層群分布南縁部における横ずれ地質構造
- 199 大分県南部,碩南層群の横ずれ構造盆地
- 333 双葉破砕帯における新生代の断層活動 : 予報
- 新潟県長岡市南西,親沢町における活断層露頭および断層変位地形
- 平成16年(2004年)新潟県中越地震に伴い現れた地震断層の緊急調査
- 河成段丘面を指標にした富山県東部魚津断層帯の第四紀後期活動性評価
- 活断層の活動確率評価のための活動セグメント区分((8)活断層研究の新展開:新たな飛躍に向けて)
- 津波堆積物からみた869年貞観地震と2011年東北地方太平洋沖地震について
- 地質記録を津波防災に活かす : 津波堆植物研究の現状と課題 (特集 日本列島をおそった歴史上の巨大津波)
- 地震・津波における数学的モデル化と問題設定 : 2011年3月の東北沖地震・東日本大震災に関わる科学研究の成果(数学的モデリングと問題設定:東日本大震災からの教訓)
- 古地震・古津波の調査研究 : 過去の事実を探り,将来の地震・津波の想定へ (特集 地震・津波の研究と防災の取組)
- 歴史的巨大地震と津波 : 貞観地震との比較で (特集 東日本大震災地震と津波・地盤災害)
- 2011年東北地方太平洋沖地震に伴う津波により九十九里海岸中部に形成された堆積物
- 南関東沿岸の地殻上下変動から推定した1703年元禄関東地震と1923年大正関東地震の断層モデル
- 2011年東北地方太平洋沖地震津波で千葉県蓮沼海岸(九十九里海岸中部)に形成された堆積物
- Holocene faulting activity of the Ibigawa fault-Trenching study in Fujihashi Village, Gifu Prefecture, central Japan
- Quaternary faulting and subsurface structure of the Kameoka fault zone in Kyoto Prefecture, western Japan
- Paleoseismological survey of the Kushigata range fault system, Niigata Prefecture, central Japan
- Quaternary activity of the Ujigawa fault dividing the underground structure of the Kyoto basin into the north and south parts, central Japan
- 地形・地質記録から見た南海トラフの巨大地震・津波(南海地域の例) (特集 第21回GSJシンポジウム 古地震・古津波から想定する南海トラフの巨大地震)
- Release of Active Fault Database in Japan
- P15.井戸止水に関する止水問題について(地質・分類,ポスターセッション)
- Timing of latest two faulting events at the southern part of the Hanaore fault - Trenching study at Shugakuin, northeast Kyoto City, central Japan
- 2011年東北地方太平洋沖地震による津波堆積物の仙台・石巻平野における分布限界
- Holocene paleoseismic history and possible segmentation on the Yamagata-bonchi fault zone, in northern Honshu, Japan
- Quaternary faulting and subsurface structure of the Uozu fault zone in Toyama Prefecture, Central Japan
- 青森県三沢市で検出されたイベント堆積物
- 斜面の傾斜変位の監視による崩壊の早期警報(モニタリングとICT技術)