糖尿病性昏睡と甲状腺クリーゼの合併例
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概要
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The simultaneous occurence of thyroid crisis and severe diabetic ketoacidosis is rare. This coexistence of two life-threatening illnesses is most dangerous for the patient. The case reported in this paper is a 41 year old woman with goiter of 4 years duration. In family history, her mother died of diabetes mellstcs. <BR>For 2-3 weeks prior to admission the patient was treated with the diagnosis of diabetes mellitus. And one day prior to admission she complained of vomitting, palpitation and dyspnea. <BR>On arrival at our hospital, the body temperature was 36.7°C and the blood pressure was 140/80 mmHg. The pulse was 90-100 per minute, but about two hours later it was elevated to 174 per minute. <BR>After two days, acetone was detected in urine in spite of treatment for diabetes and hyperthyroidism. Four days later she died of heart failure. <BR>In this patient, moist skin, extremely high blood and urinary sugar and no heat intolerance were suspected of diabetic coma, but hypertension, tachycardia, thyromegaly and delirium were suspected of thyroid crisis. <BR>Although the specific signs and symptoms of diabetic coma and thyroid crisis were almost present in this case, the typical symptoms of these two diseases were partially absent.
- 日本内分泌学会の論文
著者
-
中埜 幸治
京都府立医科大学第一内科
-
依田 純三
京都府立医大放科
-
吉田 秀雄
京都府立医科大学第一内科
-
若林 保良
京都府立医大生化学
-
服部 宏
京都府立医科大学微生物学教室
-
服部 宏
京都府立医科大学第1内科
-
竹下 吉樹
京都府立医科大学 吉田内科
-
吉田 俊秀
京都府立医科大学 第一内科学教室
-
吉田 俊秀
京都府立医科大学第1内科
-
上田 淑行
京都府立医科大学第1内科
-
福山 一郎
京都府立医科大学第1内科
-
阿部 秀康
京都府立医科大学第1内科
-
福山 一郎
京都府立医科大学 吉田内科
-
依田 純三
京都府立医科大学第1内科
-
吉田 秀雄
京都府立医科大学
-
若林 保良
京都府立医科大学第1内科
-
竹下 吉樹
京都府立医科大学第1内科
-
中埜 幸治
京都府立医科大学 第一内科学教室
-
上田 淑行
京都府立医科大学 吉田内科
-
阿部 秀康
京都府立医科大学吉田内科
-
吉田 秀雄
京都府立医科大学第1内科
-
吉田 俊秀
京都府立医科大学
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