霊長類の胃粘膜に関する比較形態学的研究--食性との関係について〔英文〕
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概要
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Histology of the gastric mucosa was studied in 27 primate species. The distribution of three gastric glands ; the cardiac, fundic and pyloric glands, had variations and they were classified roughly into three types. In the type I, the cardiac glands occupied a narrow area surrounding the cardia; in the type II, the glands spread from the cardia to the fundus and in the type III, the glands were distributed to the sacciform and tubiform forestomach. In the type III, villus-like processes were observed in the mucosa of cardiac gland region. Such processes have not been reported in the other mammals. It is known that the species which have the type I stomach eat mainly fruits and insects, the species which have the type II stomach are omnivores which show strong herbivorous tendency and the species which have the type III stomach are leaf eaters. Therefore, these three types of the gastric mucosa of primates may be correlated with food habits. On the comparative measurement of the fundic gland mucosa, there was a significant correlation between the mucosa thickness and the gland length. In the type II, the fundic glands were longer, and the total and parietal cell numbers were greater than in the type I. In the type III, these values were intermediate between the former two.
- 日本哺乳類学会の論文
著者
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玉手 英夫
東北大学農学部
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稲垣 晴久
日本モンキーセンター
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永井 廣
岡山大学歯学部口腔解剖第一講座
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鈴木 一憲
岡山大学歯学部口腔解剖第一講座
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玉手 英夫
東北大学農学部家畜形態学教室
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永井 廣
岡山大学歯学部
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鈴木 一憲
岡山大学歯学部口腔解剖学第一講座
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鈴木 一憲
岡山大学歯学部
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