Abnormality in coordination between articulators and vocal organ in the realization of Japanese word accent by patient with apraxia of speech.
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The possibility of disturbance of temporal coordination between articulators and vocal organ was examined in apraxic speech. Speech samples consisted of Japanese words beginning with [ai] or [amV] (V=a, e, or i) and having a low-high type accent pattern, uttered by a patient with pure apraxia of speech and normal controls. For words beginning with [ai], the accent command and articulatory command for the second vowel [i] were estimated from fundamental and formant frequencies, respectively, based on the functional model for realization of Japanese word accent and articulation. The results showed that delay of onset of the accent command relative to that of the articulatory command was markedly larger in apraxic speech than that in normal speech at a slow speaking rate. For words beginning with [amV], the delay of onset of the accent command relative to lip closure for [m] was larger in apraxic speech than that in normal speech.<BR>Several previous studies have reported on abnormalities of temporal coordination among different articulators in apraxic speech. However, our results in the present study suggest that abnormalities of temporal coordination exist between articulators and vocal organ as well.
- 日本音声言語医学会の論文
著者
関連論文
- 単語の想起と発話にかかわる脳内ネットワークとその加齢変化
- 失語症と失読症の認知神経心理学 : その接点
- 慢性期失語症患者における呼称訓練 : 喚語困難タイプ・訓練効果・項目間般化・課題間般化の検討
- シミュレーション研究における小学生用音読モデル作成の試み
- 健常成人と後天性失読症例の音読モデル研究の立場から--二重経路モデルとトライアングル・モデル (第1特集 読み書きにおける言語・認知神経心理学)
- 13. 成人・高齢コミュニケーション障害患者のための総合的評価システムの開発(2) : 高次機能-3 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- 高齢コミュニケーション障害患者のための総合的評価システムの開発(1) : 失語症 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- 高次脳機能検査(老研版)による失語症患者と痴呆患者の比較
- 28. 失語症患者における発症時年齢と非言語的認知能力の障害(高次脳機能)
- 痴呆患者のコミュニケーション能力
- 動詞の語幹が新造語だが,語幹未音素と活用語尾は保たれていた流暢性失語の1例
- 認知神経心理学における最近のトピック : 語の文法とその障害
- 主I・11. いわゆるゲルストマン症候群を伴った失語症3症例の臨床経過(主題I : 言語治療)(第14回日本リハビリテーション医学会総会)
- 19.痴呆患者のコミュニケーション能力 : 実用コミュニケーション能力検査の成績とその特徴(脳卒中)(第25回日本リハビリテーション医学会総会)
- 実用コミュニケーション能力検査の開発と標準化
- 14.失語症患者におけるVoice Onset Timeの知覚(第21回日本リハビリテーション医学会総会)(脳卒中 : 高次機能, 心理)
- 音韻失読では仮名非語の音読だけが選択的に障害されるのか?
- 日本語における左 neglect dyslexia
- 語聾(word deafness)症例の音声理解障害のメカニズムについて
- III-11.失語症リハビリテーションの効果に関する研究(1) : 客観的テストと日常場面での機能的コミュニケーション能力との関係(言語障害(II))(第11回日本リハビリテーション医学会総会)
- 48カテゴリーによる健常高齢者の語想起能力の検討(福祉と言語処理, 一般)
- 48カテゴリーによる健常高齢者の語想起能力の検討(福祉と言語処理,一般)
- 48カテゴリーによる健常高齢者の語想起能力の検討(福祉と言語処理, 一般)
- 日本語における表層性失読の発現メカニズム : シミュレーション研究による検討
- ニューラル・ネットワークによる漢字語音読のモデル
- 単語の聞き取りにおける親密度効果と心像性効果
- バイモーラ頻度が音読潜時に与える影響
- 文字呈示、音声呈示による日本語約5万語の心像性評価
- 漢字単語の音読に現れる加齢および言語性知能の影響
- 単語の聴取能力の加齢変化と, 単語の頻度・親密度・心像性
- 日本語単語の親密度、心像性、獲得年齢と読みの過程の関係
- 漢字・仮名で書かれた単語・非語の音読に関するトライアングル・モデル (2)
- 漢字と仮名で書かれた単語・非語の音読に関するトライアングル・モデル (1)
- 4. 失語症者における言語能力と非言語能力の関係(失語症)(第10回日本リハビリテーション医学会総会)
- 日本語における単語認知研究の最前線
- 3. 話しことばの速度の変化が失語症患者の理解力に及ぼす影響について(第1報)(失語症)(第10回日本リハビリテーション医学会総会)
- I・3-5.失語症患者における日常コミュニケーション能力の評価法の開発研究(2)(言語治療)(第15回日本リハビリテーション医学会総会)
- 後天性失読と発達性失読
- 主I・13. 失語症患者における日常コミュニケーション能力の評価法の開発研究(1)(主題I : 言語治療)(第14回日本リハビリテーション医学会総会)
- 特殊拍に対するメタ言語知識の発達
- ニューラル・ネットワーク入門 : ネットワークは単語をどう読んでいるのか
- 高次脳機能の加齢変化(バイオメカニズムから見た高齢者の身体諸特性)
- 主I・12. 失語症患者のコミュニケーション : マネージメントについて(主題I : 言語治療)(第14回日本リハビリテーション医学会総会)
- 11. 純粋失読の一症例(失語症)(第10回日本リハビリテーション医学会総会)
- 失語症への認知神経心理学的アプローチ
- 成人における言語機能の加齢変化(聴覚・言語に関する障害及び加齢,聴覚・言語一般)
- 木村曉著, 「臨床失語症学ハンドブック」, A5,208頁, 図・写真59,\3,296,1994,医学書院刊
- 秋元波留夫・大橋 博司・杉下 守弘・鳥居 方策 編集, 神経心理学の源流, 失語症-上, B5判, 387頁, \15,000,創造出版刊, 1982年
- 69. 失語症患者の言語・非言語音における周波数変化の知覚, および文字・図形における線分の傾きの知覚(言語)(第17回日本リハビリテーション医学会総会)
- 失語(脳卒中のリハビリテーションにおける機能障害の評価)(第16回日本リハビリテーション医学会総会)
- オリエンテーション : 失語症患者のリハビリテーション(主題I : 言語治療)(第14回日本リハビリテーション医学会総会)
- 43.失語症簡易検査の有効性についての検討(言語・その他I)
- 失語症 : 言語症状の特徴と臨床的側面
- 座長コメント(失語症)(第10回日本リハビリテーション医学会総会)
- 失語症の言語療法
- 脳血管障害性失語症患者269例の言語症状
- 加齢現象としての喚語困難 (特集"忘却"--人はなぜ忘れるのか)
- 272 老人の叙述能力 : 「情景画の叙述」検査(高次脳機能検査(老研版))の系列分析を通して(発達理論・老年期,発達8,口頭発表)
- なぜ高齢者は昔の話をすることが多いのか (特集 記憶の科学--ことばと外界をつなぐ心の仕組み)
- 音声知覚・理解・意味処理・音声生成にかかわる脳のネットワーク (特集 音声と脳科学)
- 東京都老人総合研究所 : 高次脳機能の健常加齢・病的加齢と、ユニバーサルデザイン
- 加齢とコミュニケーションと脳 (特集 コミュニケーションできない脳--障害から探る認知メカニズム)
- 特別記事 エイジングとことば(下)あれが、あれして、あれだから
- 特別記事 エイジングとことば(上)なぜ都合の良いことだけが聞こえるのか
- 一側性大脳半球病変における麻痺性 (運動障害性) 構音障害の話しことばの特徴
- 麻痺性 (運動障害性) 構音障害の話しことばの特徴―聴覚印象による評価―
- 小脳疾患, 仮性球麻痺, 筋萎縮性側索硬化症による麻痺性構音障害の話しことばの特徴
- 22両側側頭葉損傷による聴覚言語障害の1例
- 脳梁の梗塞性病変による症候性吃音
- 痙性麻痺性構音障害患者の言語訓練後の話しことばの変化―聴覚印象による評価―
- 漢字熟語の音読におけるConsistency(読み一貫性)効果
- 言語能力の加齢変化と脳(脳科学[第8回])
- 脳損傷・脳画像から見た音声情報処理(人間の音声情報処理機構の解明に向けて)
- 脳の活動を視覚化する--言語の理解と生成に関するPET研究 (特集 音声研究の新しい手法)
- ことばを忘れることと老化の関係を知る10冊 (創刊300号記念特集ことばにアクセス!) -- (特集1 ブックガイド・分野別200冊)
- 1994年音声言語処理国際会議
- 音声知覚・理解・意味処理・音声生成にかかわる脳のネットワーク(音声と脳科学)
- 音声・意味処理の脳内ネットワーク(ワークショップ:「音声にとっての脳,脳にとっての音声」,第306回研究例会発表要旨)
- 言語障害学と音声研究 : 言語に規則はあるのか(音声研究の課題(第二回))
- 脳の活動を視覚化する : 言語の理解と生成に関するPET研究(音声研究の新しい手法)
- 失語症病巣からみた言語機能の局在について : ―検査成績とCT像との関係―
- 失語症への情報処理モデル的アプローチ: 失語症例に対するかな文字の読みと書字の訓練
- 話しことばの速度の変化が失語症患者の理解力に及ぼす影響について
- Voice onset time perception in aphasic subjects.
- Auditory Perception of Temporal Duration and Visual Perception of Stroke Length in Aphasic Patients
- Prosodic disturbances in apraxic speech. Disturbance in duration.:Disturbance in Duration
- Abnormality in coordination between articulators and vocal organ in the realization of Japanese word accent by patient with apraxia of speech.
- Construction of a Short Test of Aphasia on the Basis of Factor Analysis
- タイトル無し
- タイトル無し
- コンピュータ技術の導入による失語症訓練装置の現況と展望