高純度ビスマス中のホウ素の吸光光度定量
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概要
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ビスマスを冷却材とする半均質炉の研究開発が現在日本原子力研究所において進められている.これに伴ないビスマス中のコン跡のホウ素の定量法が必要となった.<BR>ビスマス粉末試料を塩酸と臭素により溶解後過剰の臭素を加熱により除く.つぎにメタノールを加え,ホウ素をホウ酸メチルとして蒸留分離する.留出液は水酸化カルシウム懸濁液に捕集したのち蒸発乾固する.残分に一定量の塩酸と水を加えてからクルクミン法による吸光光度定量を行なう.<BR>0.1~1ppmのホウ素に対して回収率は少し低く,+10%の補正が必要である.この補正を行なえば,誤差は±0.1ppm B 以内と考えられる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
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樋田 行雄
日本原子力研究所東海研究所分析センター
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大西 寛
日本原子力研究所東海研究所
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大西 寛
つく波大
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永井 斉
日本原子力研究所東海研究所
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大西 寛
日本原子力研究所
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樋田 行雄
日本原子力研究所
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永井 斉
日本原子力研究所
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