メチレンブルーを用いるレニウムの吸光光度定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
メチレンブルーを用いてレニウムを吸光光度定量するための基礎的条件を検討した.2〜15μgレニウムを含む試料溶液に硫酸およびメチレンブルーを加え,1,2-ジクロルエタンで抽出し,有機相を水で洗浄する.抽出されたメチレンブルー-レニウム錯体は658nmに吸収極大を示し,この波長において0〜15μg/有機相10m<I>l</I>のレニウムの範囲でベールの法則が成立し,見かけのモル吸光係数は1.0×10<SUP>5</SUP>であった。10mgのモリブデン,1mgのタングステン,100mgの鉄,10mgのホウ素,1mgのタンタルはレニウムの定量を妨害しなかった.
著者
関連論文
- 1,10-フェナントロリンまたはバドフェナントロリンによるニッケル基合金中の鉄の吸光光度定量
- 中性子放射化-抽出クロマトグラフィーによるジルコニウムおよびジルカロイ中のハフニウムの定量
- 抽出クロマトグラフィー分離を用いるジルコニウム,ジルカロイおよびニッケル基合金中のタンタルの放射化分析
- メチレンブルーを用いるレニウムの吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンを用いるセリウムとマンガンの抽出分離および光度定量
- メチレンブルーを用いるタンタルの吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトン抽出によるトリウムとウランの分離 : アルセナゾIIIによる光度定量
- メチレンブルーによる八三酸化ウラン中のホウ素の吸光光度定量
- ウランとアルセナゾIII の錯体の組成
- トリウム共存時のウラン(VI)のアルセナゾIIIによる光度定量
- ジルコニウムおよびジルカロイ中のウランの吸光光度定量
- ローダミンBによるホウ素の吸光光度定量
- トリウムからウランの抽出分離およびアルセナゾ IIIによるウランの光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンによる金属の光度定量法
- 銅のエチレンジアミンテトラ酢酸キレート化合物によるインジウムの間接光度定量
- スカンジウムおよび希土類元素のアルセナゾ錯体の組成
- アルセナゾIIIによるトリウムおよびジルコニウムの光度定量
- 高純度ビスマス中のホウ素の吸光光度定量
- セリウム-TTA錯体の組成およびセリウム(III)イオンの酸化条件に関する検討
- アルミン酸塩を含む水酸化ナトリウム溶液中の遊離アルカリの滴定
- キシレノールオレンジによるインジウムの分光光度定量