銅のエチレンジアミンテトラ酢酸キレート化合物によるインジウムの間接光度定量
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概要
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銅(II)およびインジウム(III)のエチレンジアミンテトラ酢酸(H<SUB>4</SUB>Y)のキレート化合物のみかけの生成定数のあいだには大きな差がある.そのため銅のエチレンジアミンテトラ酢酸キレート(CuY<SUP>2-</SUP>であらわす)にインジウムを加えれば,置換によって,インジウムのキレート(InY<SUP>-</SUP>)が生成し,銅イオンが遊離される.CuY<SUP>2-</SUP>の740mμにおける吸光度の減少からインジウムを定量することができる.<BR>吸光度の減少を測定するには,インジウムを含む試料溶液を対照として,CuY<SUP>2-</SUP>のみを含む試薬ブランクの吸光度を測定する方式を用いた.<BR>pH4.3において,100mgのNa<SUB>2</SUB>CuY・4H<SUB>2</SUB>Oを用いて,25m<I>l</I>中5〜20mgのインジウムを精度よく定量することができる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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