テノイルトリフルオルアセトン抽出によるトリウムとウランの分離 : アルセナゾIIIによる光度定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マイクログラム量のトリウムとウランを含む溶液からテノイルトリフルオルアセトン(以下TTAと略記)のベンゼン溶液によりpH1でトリウムを抽出分離し,アルセナゾIII{2,2-[1,8-dihydroxy-3, 6-disulfo-2, 7-naphthylenebis(azo)]dibenzenearsonic acid}によりそれぞれを光度定量した.そして錯化剤としてシュウ酸(25m<I>l</I>の水相中0.1g)を含む場合は,pH5.5で分離できることがわかった.<BR>トリウム10μg,ウラン20μgを取り,くりかえし分析した結果,トリウムでは回収率が94%(相対標準偏差1.2%),ウランでは100%(1.5%)であった.シュウ酸を含む場合はトリウムが97%(1.5%),ウランが94%(2.4%)であった。
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
関連論文
- 銅の迅速定量法の検討
- 水槽実験によるGe検出器の水中におけるピーク検出効率
- 1,10-フェナントロリンまたはバドフェナントロリンによるニッケル基合金中の鉄の吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンを用いるセリウムとマンガンの抽出分離および光度定量
- メチレンブルーを用いるタンタルの吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトン抽出によるトリウムとウランの分離 アルセナゾ3による光度定量
- ジルコニウムおよびジルカロイ中のウランの吸光光度定量
- トリウム共存時のウラン(VI)のアリセナゾIIIによる光度定量
- ウランとアルセナゾ3の錯体の組成
- メチレンブルーによる八三酸化ウラン中のホウ素の吸光光度定量
- ローダミンBによるホウ素の吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンによる金属の光度定量法
- テノイルトリフルオルアセトンによる鉄共存時のセリウムまたはマンガンの光度定量
- トリウムからウランの抽出分離およびアルセナゾ3によるウランの光度定量
- 銅のエチレンジアミンテトラ酢酸キレート化合物によるインジウムの間接光度定量
- スカンジウムおよび稀土類元素のアルセナゾ錯体の組成
- トリウムからジルコニウムの抽出分離およびアルセナゾIIIによるジルコニウムの光度定量
- アルセナゾIIIによるトリウムおよびジルコニウムの光度定量
- 高純度ビスマス中のホウ素の吸光光度定量
- 中性子放射化-抽出クロマトグラフィーによるジルコニウムおよびジルカロイ中のハフニウムの定量
- 抽出クロマトグラフィー分離を用いるジルコニウム,ジルカロイおよびニッケル基合金中のタンタルの放射化分析
- メチレンブルーを用いるレニウムの吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンを用いるセリウムとマンガンの抽出分離および光度定量
- メチレンブルーを用いるタンタルの吸光光度定量
- テノイルトリフルオルアセトン抽出によるトリウムとウランの分離 : アルセナゾIIIによる光度定量
- メチレンブルーによる八三酸化ウラン中のホウ素の吸光光度定量
- ウランとアルセナゾIII の錯体の組成
- トリウム共存時のウラン(VI)のアルセナゾIIIによる光度定量
- ジルコニウムおよびジルカロイ中のウランの吸光光度定量
- ローダミンBによるホウ素の吸光光度定量
- トリウムからウランの抽出分離およびアルセナゾ IIIによるウランの光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンによる鉄共存時のセリウムまたはマンガンの光度定量
- テノイルトリフルオルアセトンによる金属の光度定量法
- トリウムからジルコニウムの抽出分離およびアルセナゾIIIによるジルコニウムの光度定量
- 銅のエチレンジアミンテトラ酢酸キレート化合物によるインジウムの間接光度定量
- スカンジウムおよび希土類元素のアルセナゾ錯体の組成
- アルセナゾIIIによるトリウムおよびジルコニウムの光度定量
- 高純度ビスマス中のホウ素の吸光光度定量
- (8)銅の迅速定量法の検討
- セリウム-TTA錯体の組成およびセリウム(III)イオンの酸化条件に関する検討
- アルミン酸塩を含む水酸化ナトリウム溶液中の遊離アルカリの滴定