再生不良性貧血を併発したSyncytial giant-cell hepatitisの1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A 52-year-old woman developed abnormality of liver function tests on December 20, 1992. She was hospitalized until January 20, 1993, with a satisfactory clinical outcome. However, her condition deteriorated subsequently, and she was transferred to our hospital on March 15. Examination on admission revealed jaundice, ascites and edema. The results of the initial investigations were as follows: AST 753 KU, ALT 395 KU, T. Bil 29.3mg/dl, prothorombin time 26.4%, WBC 2900/mm<SUP>3</SUP>, platelet count 33000/mm<SUP>3</SUP>. The results of immunologic studies and serologic tests for viral hepatitis were all negative.<BR>She was diagnosed as having subacute hepatitis classified non-A, non-B, non-C, and aplastic anemia associated with hepatitis. Her clinical course was complicated by fungal infection, disseminated intravascular hemorrhage, and cerebral and pulmonary bleeding. She died on April 8. Liver specimen revealed submassive necrosis with prominent giant cell transformation. Electron microscopy showed structures resembling the nucleocapsids of paramyxovirus and particles. This case was concluded to be compatible with syncytial giant cell hepatitis as characterized by Phillis in 1991.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
著者
-
橋本 悦子
東京女子医大消化器内科
-
米満 春美
東京女子医科大学消化器病センター内科
-
久満 董樹
東京女子医大消化器病センター内科
-
米満 春美
東京女子医科大学
-
石黒 典子
東京女子医科大学消化器内科
-
林 直諒
東京女子医大肝移植チーム
-
青鹿 圭子
東京女子医科大学
-
渡辺 麗
東京女子医科大学消化器病センター内科
-
橋本 悦子
東京女子医科大学消化器病センター内科
-
渡辺 麗
東京女子医大消化器病センター内科
-
橋本 悦子
東京女子医大
関連論文
- ネットワーク時代の画像参照システム : イントラネットの応用とDICOMに準拠した新しいPACS
- 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を基盤とした肝硬変の1例(セッション5,V.一般演題,第35回消化器病センター例会,学術情報)
- 潰瘍性大腸炎の活動期における顆粒球吸着療法 : 多施設共同無作為割付比較試験
- 下垂体腺腫摘出後に非アルコール性脂肪肝炎を発症し, 肝硬変に至った糖尿病の1症例
- 2.胃病変に対する3D-EUSの有用性の検討(消化器内科,I 医療練士・大学院生修了予定者講演,第29回消化器病センター例会,学術情報)
- 膵仮性嚢胞にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染を併発し, 抗菌薬にて治療しえた1例
- 4. 自己免疫性肝炎患者リンパ球より作製したヒトモノクローナル抗体の解析(第21回学内免疫談話会(平成13年7月7日))
- 1. HCV感染におけるCD81分子の役割について(第19回学内免疫談話会,学術情報)
- 2-III-13 抗結核剤とビタミンK代謝に関する検討 : 第46回大会研究発表要旨
- 26. 診断後5年の生存期間中に腹部超音波,門脈造影,および肝組織所見を経過観察し得たPBCの1例(第898回千葉医学会例会・第1内科教室同門会例会)
- 腹腔鏡検査の現況について
- 腸管嚢腫様気腫症(PCI)と気腹を合併した特発性慢性偽性腸閉塞(CIIP)に高圧酸素療法(HBO)が著効した1例
- チアゾリジン誘導体の慢性膵炎における新しい治療法としての可能性
- 橋本病の経過中に自己免疫性肝炎と悪性リンパ腫を併発した1例
- P3-1 生体部分肝移植の問題点と展望(第41回日本消化器外科学会総会)
- 潰瘍性大腸炎を合併した原発性硬化性胆管炎の2例(セッション7,III 一般演題,第31回消化器病センター例会,学術情報)
- 肝内小腫瘤として発見された肝原発性悪性リンパ腫の1例
- 同胞に発症した先天性肝線維症の2例-腹腔鏡所見の文献的考察を加えて-
- 肝硬変に併発した菌血症と肝硬変の重症度との関連
- 血清G-CSF・AFPが高値を示した胆嚢癌の1例
- 薬物性肝障害の臨床的検討
- 当院での過去20年間におけるA型肝炎の臨床・疫学的検討
- HAVとHBVの重複感染による急性肝炎の1例
- HAVとHBVの同時重複感染による急性肝炎の1例(セッション6,III 一般演題,第31回消化器病センター例会,学術情報)
- 生活習慣と肝臓病
- 日本肝臓学会コンセンサス神戸2009 : NASHの診断と治療
- B型肝炎ウイルスpre-S2領域の分類とその臨床応用 : HLA-A24により提示されるpre-S2ペプチドの慢性肝炎の発症における役割
- 自己免疫性肝炎の経過中にFelty症候群の合併を認めた1例
- 13. 炎症とAIM(apoptosis inhibitor expressed by macrophages)(第21回学内免疫談話会(平成13年7月7日))
- 6. 肝炎モデルにおけるApoptosis Inhibitor Expressed by Macrophage (AIM)を介したApoptosisの制御に関する研究(第20回学内免疫談話会,学術情報)
- 非アルコール性脂肪肝炎の非硬変肝に肝細胞癌を発症した1例
- IFN, Ribavirin 併用療法無効例に関する遺伝子多型を含む検討
- アルコール性肝障害の肝細胞癌発生におけるB型肝炎ウイルス既往感染の影響に関して
- 成人発症の劇症肝炎型 Wilson 病の1例
- 5.非アルコール性脂肪性肝炎から肝細胞癌を発癌した1例(一般演題,第331回東京女子医科大学学会例会)
- 劇症肝炎患者におけるTNF遺伝子の多型性(SNP)の検討(内科,I.練士研究報告,第35回消化器病センター例会,学術情報)
- 9. LPS induced hepatitisにおけるAIMの役割について(第19回学内免疫談話会,学術情報)
- S-6. 肝硬変を合併した胆石症手術症例の臨床的検討(第18回日本胆道外科研究会)
- S2-7 わが国における肝移植推進に向けて : 問題点の整理と克服すべき課題(肝移植の現状と諸問題)
- 頭蓋咽頭腫術後の下垂体機能低下症に非アルコール性脂肪肝炎を認めた一例
- 自己免疫性肝炎の臨床病理学的検討 -γ-グロブリン非上昇例を中心に-
- 劇症肝炎における肝補助療法の限界
- 20.出産後に増悪し,診断に至ったC型慢性肝炎合併原発性胆汁性肝硬変の1例(セッション6 肝臓,III.一般演題,第39回消化器病センター例会)
- 病理診断アトラス(9) : 肝・胆道系2:肝疾患の病理診断
- 劇症肝炎(急性肝不全)に対する生体肝移植
- HCV陽性腎移植患者の長期予後について
- NAFLDとNASHの診断と治療
- 性差医学から見た生活習慣と肝臓病
- NAFLDとNASHの診断
- 胆管細胞の発癌機序に関する分子生物学的検討(山川寿子研究奨励賞受賞者研究発表,第333回東京女子医科大学学会例会,学術情報)
- 高度肥満によるNASHから肝不全を来した1剖検例
- S4-3 非アルコール性脂肪性肝障害のなかのNASHの位置付け(非アルコール性脂肪肝の基礎と臨床,シンポジウム4,第44回日本組織細胞化学会 第35回日本臨床電子顕微鏡学会 合同学術集会)
- HBV genotype Aの急性肝炎に対するラミブジン投与症例の検討
- 超音波エコー下の吸引細胞診による肝限局性疾患の診断,78例の成績と細胞像の検討
- 193.The result of 71 times of ultrasonically guided cyto-diagnosis of liver diseases(消化器44, 一般講演, 第25回日本臨床細胞学会総会記事)
- Outflow blockの所見を伴った高度急性拒絶反応を呈した生体部分肝移植の1例
- アルコール性肝障害の肝細胞癌発生におけるB型肝炎ウイルス既往感染の影響に関して
- シェーグレン症候群に合併した膵炎に対し、ステロイド療法が奏功した1例
- C型慢性肝炎に対するインターフェロン治療中に発症したインスリン依存型糖尿病の1症例
- 21.血管病変にみられた肝の腹腔鏡所見(第702回千葉医学会例会・第1内科教室同門会例会)
- 20.腹腔鏡診断の問題点(第602回千葉医学会例会・第1内科教室同門会例会)
- 14.エジプト・スエズ地区の日本人駐在員に発生した肝炎について(第585回千葉医学会例会・第1内科教室同門会例会)
- 経過中にPBCを合併した自己免疫性肝炎の1例(セッション6,III 一般演題,第31回消化器病センター例会,学術情報)
- 成人生体肝移植の経験
- 自己免疫性肝炎の発症様式と予後についての検討
- 5.移植肝の病理学的検討(第16回学内病理談話会,学術情報)
- 生体部分肝移植後の移植肝の病理学的検討
- 各種慢性肝疾患における抗核抗体出現の検討(抗ENA抗体を中心に)
- 自己免疫性肝炎様所見を呈した原発性硬化性胆管炎の1症例
- 2. B型肝炎ウイルス,C型肝炎ウイルス重複感染による肝癌発症例の検討(第15回学内病理談話会,学術情報)
- 劇症肝炎の生体部分肝移植の経験内科・小児科医の立場から
- Autoimmune CholangiopathyとPrimary Biliary Cirrhosisの発症を認めたき家系
- 14. アルコール性肝障害における肝細胞癌合併の臨床病理学的検討(第14回学内病理談話会,学術情報)
- 非アルコール性脂肪性肝炎モデルマウスにおける、慢性細菌曝露が誘因となる遠隔部皮膚病変の検討
- 当院におけるC型慢性肝炎長期観察例の自然歴 : 病理組織学的検討による線維化の推移を中心に
- 第24回日本急性肝不全研究会 : 一般演題
- 特発性門脈圧亢進症類似の肝線維症に発生した肝血管肉腫と肝細胞癌の重複腫瘍の1例
- エジプト,スエズ地区の駐在日本人に発生した急性肝炎について
- Coxの重回帰型生命表理論(Cox回帰)により検討した肝硬変の予後について
- 第23回日本急性肝不全研究会 : ワークショップ
- B型肝炎ウイルスpre-S2領域の分類とその臨床応用 : HLA-A24により提示されるpre-S2ペプチドの慢性肝炎の発症における役割(学位論文の内容の要旨および審査の結果の要旨 第37集(平成10年5月))
- EBウイルス肝炎患者の末梢血リンパ球サブセットの解析
- 非アルコール性脂肪肝炎の肝障害機転におけるapoptosisの関与と肝線維化進展機序の関連(第11回佐竹高子研究奨励賞受賞者研究発表,第329回東京女子医科大学学会例会,学会)
- 原発性胆汁肝硬変化の病態に及ぼす自己抗体の影響-Autoimmune Cholangiopathyを中心に-
- 臨床経過と予後
- 特発性門脈圧亢進症として経過を観察されていた中年女性の先天性肝線維症の1例
- 慢性肝疾患におけるヘパト-マ発生について-1-肝硬変59例のProspective study
- タイトル無し
- Peptic Ulcers in Cirrhotic Patients
- HNK-1+ (Leu-7) lymphocytes in various chronic liver diseases.
- フラゾリドンによると思われる肝障害の1例
- A case of sclerosing hepatic carcinoma which showed hypercalcemia and reponded to various therapeutic modalities.
- A study on infection of Hepatitis C Virus in hospital employees
- 再生不良性貧血を併発したSyncytial giant-cell hepatitisの1例
- HLA antigens and anti-HBs response to hepatitis B vaccine.
- IFN療法施行中にインスリン依存性糖尿病を発症したC型慢性肝炎の1例
- LE細胞、抗核抗体陽性を呈したPost-infantile giant cell hepatitisの1例
- B型肝炎ウイルスワクチンによるHBs抗体responseの長期観察と抗体産生のメモリーについて
- A case of paroxysmal nocturnal hemoglobinuria which was aggravated by onset of type B acute hepatitis.
- A case of hepatocellular carcinoma which developed from type B hepatitis and presented marked hypoglycemia.