蒸し度と茶蒸汁中の化学成分組成の関係
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概要
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蒸し時間による煎汁中の化学成分組成の差異を調べた結果は次のとおりである。<BR>タンニン,カブエイン,可溶性窒素,遊離還元糖および,遊離アミノ酸類は,蒸し時間の差による煎汁中への溶出量の差はみられなかった。ただ,可溶分含量は明らかに蒸し時間が長くなるにしたがい増加した。<BR>煎汁中のペクチン含量は,蒸し時間に伴い増加した。<BR>浸出回数による煎汁中の化学成分の溶出量は1煎目では30秒が最も良く溶出し,2煎,3煎では蒸し時間の長いほど溶出量が多いことが認められた。<BR>煎汁中の茶浮遊微粒子量は蒸し時間が長くなるほど増加した。
- 日本茶業技術協会の論文
著者
-
阿南 豊正
農林水産省野菜・茶業試験場
-
池ケ谷 賢次郎
農林水産省茶業試験場
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高柳 博次
農林水産省野菜・茶業試験場
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池ヶ谷 賢次郎
農林水産省野菜・茶業試験場
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阿南 豊正
農林水産省茶業試験場
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阿南 豊正
農林水産省 野菜・茶業試験場
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高柳 博次
農林水産省茶業試験場
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池ヶ谷 賢次郎
農林水産省 野菜・茶業試験場
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