海外二次情報データベースの最近の動向
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概要
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電子ジャーナルの普及,Google Scholarの出現などの環境変化に対し,世界の二次情報データベースは変革を迫られている。付加価値の高いコンテンツを提供するCASやWeb of Scienceは従来路線をさらに強化する方向である。Web of Scienceを追うScopusは,研究者個人の評価に力を入れており,Citation Tracker, Author Identifierやh-indexを導入している。他のデータベースも付加価値を高めようとしており,Inspecは各種索引に力を入れ,CSA Illuminaは論文中の図表の索引を始めた。電子ジャーナル系では,雑誌取次業者Swetsは図書館に密着したデータベース提供に力を入れている。さらに学会出版社独自のScitopia検索サービスも試みられている。
- 独立行政法人 科学技術振興機構 研究基盤情報部の論文
著者
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時実 象一
愛知大学文学部図書館情報学専攻
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和田 光俊
独立行政法人科学技術振興機構(JST) 文献情報部 電子ジャーナル課
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時実 象一
愛知大学文学部
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時実 象一
愛知大学
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和田 光俊
独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究基盤情報部
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