J-STAGE投稿審査システムの現状と課題 : ―発行誌への投稿審査システム導入のヒント
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
投稿審査システムは,郵便やFAXで行われてきた論文審査のやりとりを電子化し,Webに載せるものである。その魅力は,審査工程の迅速化以外にも,事務作業の軽減,利便性・信頼性の向上,電子ならではの新しい審査支援の実現など多面的である。 国内の学協会誌のための電子ジャーナルプラットフォームであるJ-STAGEでは,2005年にリリースした投稿審査システムの汎用版により,雑誌ごとのカスタマイズが可能な形で投稿・審査・制作・公開までを一貫して提供できるようになった。日本の学会が投稿審査システムを導入するに当たって考慮すべきことに触れながら,その開発コンセプト,機能や今後の展望についてまとめる。
著者
-
時実 象一
愛知大学文学部図書館情報学専攻
-
荒川 紀子
独立行政法人科学技術振興機構(JST) 文献情報部 電子ジャーナル課
-
和田 光俊
独立行政法人科学技術振興機構(JST) 文献情報部 電子ジャーナル課
-
時実 象一
愛知大学文学部
-
時実 象一
愛知大学
関連論文
- CrossRef誕生小史(翻訳)
- 著作物のフェアユースまたは公正使用に関する動向
- CAS ONLINEの始まり(オンライン情報検索 : 先人の足跡をたどる(18))
- オープンアクセス : 機関リポジトリの最近の動向
- オープンアクセスの議論点,最近の動向,日本の学術出版への影響(INFOPRO2005ラウンドミーティング その1)
- ファクトデータベースの発展(ファクトデータベース)
- 電子書籍はどこまできたか : 第234回米国化学会化学情報部会「化学研究と教育における電子書籍」セッション報告(投稿)
- J-STAGE投稿審査システムの現状と課題 : ―発行誌への投稿審査システム導入のヒント
- J-STAGE購読機関への利用統計レポートの提供開始とCOUNTER準拠
- JSTリンクセンターの新機能 : ─Googleとの連携とJ-STAGEにおける論文の被引用関係表示
- B14 日本発行の科学技術分野の電子ジャーナル数 : 2005年から2008年への変遷(セッションB1(電子情報資源1),一般発表概要,第6回情報プロフェッショナルシンポジウム)
- Internet Archive Wayback Machine を用いたホームページの分析
- 学術情報環境の変化に対応する学術出版の道しるべ SIST 07/08の改訂による学術雑誌・学術論文の新たな作成基準
- 世界の知識の図書館を目指すInternet Archive 創設者Brewster Kahleへのインタビュー
- 中国における電子ジャーナルの現状
- 「オンライン情報検索 : 先人の足跡をたどる」連載を終えて(オンライン情報検索 : 先人の足跡をたどる(18))
- 「オンライン情報検索:先人の足跡をたどる」連載の中休み(オンライン情報検索:先人の足跡をたどる(12))
- 連載を始めるにあたって(オンライン情報検索:先人の足跡をたどる(1))
- 電子ジャーナルの長期保存 : LOCKSSとPortico
- 論文発表と電子ジャーナル : 化学者が耳にする4つの話題
- オープンアクセス運動の歴史と電子論文リポジトリ(学術情報リポジトリ)
- 化学分野のデータベースの現状と動向(「材料データ」)
- 第11回(1999年)国際化学情報会議参加報告
- Chemical Abstracts (CA)の抄録 : その歴史と現在 (論文抄録 意義と役割)
- ARLはSPARCプロジェクトを通して学術出版における競争を促進する
- 情報検索システムの内部構造 (特集 : 特許戦争に打ち勝つための情報戦略)
- BEILSTEINデータベース
- J-STAGEの現状と利用動向
- JSTリンクセンターを利用した電子ジャーナルのリンクの現状
- 研究助成機関とオープンアクセス―NIHパブリックアクセスポリシーに関して
- 米国の電子ジャーナル事情
- J-STAGE:「科学技術情報発信・流通総合システム」 : 電子ジャーナル作成とインターネットによる流通
- 国産電子ジャーナルの著作権と ライセンス:J-STAGEジャーナルの現状に見る課題と可能性
- J-STAGE投稿審査システムの機能拡張に関わる調査と取り組みについて ユーザーの利便性を高めていくために
- インターネットの分析化学情報源
- J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)の概要 : 電子ジャーナル化支援のための共同利用センター (INFOSTAシンポジウム2000)
- FACTrio. NIST WebBook-物性デ-タベ-ス-
- JICST (JOIS文献データベース)
- アジア諸国における電子ジャーナル動向の調査(INFOPRO2005ラウンドミーティング その3)
- 情報検索教育について(情報知識学会創立20周年記念特別号)
- 日本発行の人文社会系学術雑誌・紀要(創立20周年記念 第16回(2008年度)年次大会(研究報告会&総会))
- 学術論文の著作権 : 情報科学技術協会著作権問題委員会における議論(デジタルネットワーク時代の著作権)
- 電子ジャーナルのオープンアクセスと情報コモンズ
- 日本発行の科学技術分野の電子ジャーナル数 2005年から2008年への変遷
- 科学技術コモンズとオープンアクセス
- J-STAGEにおける雑誌編集に関する推奨基準
- 海外二次情報データベースの最近の動向
- J-STAGE登載電子ジャーナルへのアクセス動向の分析
- 学術出版協会(Society for Scholarly Publishing)第31回年次大会
- 日本発行の科学技術雑誌の調査 (2)各種データベースへの収録状況
- 日本発行の科学技術雑誌の調査 (1)電子ジャーナル化の状況
- 集会報告 : 学術出版協会(Society for Scholarly Publishing)年会Society for Scholarly Publishing 29th Annual Meeting
- 集会報告 : ウィキマニア2007─ウィキメディア国際会議
- 国内の大会予稿集・抄録集・報告集資料の分析 : ―医学・薬学分野を中心に―
- 電子ジャーナルを研究開発に活用する
- B12 J-STAGE登載電子ジャーナルへのアクセス動向の分析(セッションB1(電子ジャーナル),一般発表概要:各セッション報告,INFOPRO2006)
- 化学情報の歴史
- how to use インターネットから化学情報を取りだす (特集 Webで活躍する化学者たち--インターネットを研究に使いこなす)
- 公共図書館における電子書籍
- 国内大学図書館におけるデジタルアーカイブの現状(第17回(2009年度)年次大会(研究報告会&総会))
- 日本発行の科学技術雑誌数の分析(第15回(2007年度)年次大会(研究報告会&総会))
- 電子ジャーナルのオープンアクセスと機関リポジトリ-どこから来てどこへ向かうのか : (II)機関リポジトリと研究助成機関の動向
- 電子ジャーナルのオープンアクセスと機関リポジトリ-どこから来てどこへ向かうのか : (I)オープンアクセス出版の動向(投稿)
- A22 日本発行雑誌の各種科学技術データベースへの収録状況(セッションA2(データベース),一般発表概要:各セッション報告,INFOPRO2006)
- 研究者が使えるインターネット情報とデータベース (特集:日本薬学会第126年会薬学図書館協議会企画シンポジウム テーマ:研究者と薬剤師の情報力は高まっているのか?--IT化時代を乗り切るリテラシーを身に付ける)
- すいすいインターネット
- 公共図書館における電子書籍
- 科学技術コモンズとオープンアクセス
- J-STAGEによる学協会の電子ジャーナル発行
- トーク&トーク : 学術情報の流通・利用と著作権(INFOPRO2006)
- B32日本の大学図書館におけるデータベースの購読状況(セッションB3情報サービス,一般発表概要,第8回情報プロフェッショナルシンポジウム)
- B13 NLMDTDからJATSへ : NLM DTDからJATSへ(セッションB1情報システム・流通1,一般発表概要,第8回情報プロフェッショナルシンポジウム)
- NLM DTDからJATSへ : 日本語学術論文のXML編集
- 国際図書館連盟(International Federation of Library Associations: IFLA)2006年ソウル大会における「著作権とその他の法律問題」セッション(国際会議報告)
- 化学サーチャーを目指す方に(Infoproならこれを読んでおこう)
- 書籍組版レイアウトの比較検討
- NLM DTDからJATSへ 日本語学術論文のXML編集
- 「東日本大震災デジタルアーカイブ」推進者Dr.Andrew Gordonインタビュー
- SIST終了について
- ウィキペディア教育の経験