A COMPARATIVE STUDY ON THE QUANTIFICATION METHODS OF SCHISTOSOMA HAEMATOBIUM EGGS IN THE URINE WITH SPECIAL REFERENCE TO THE POST-PRANDIAL EGG-OUTPUT
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概要
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ビルハルツ住血吸虫症の疫学調査で必要な排世虫卵数をより正確に表わす方法を見つける目的で,ケニア国においてビルハルツ住血吸虫症患者から4日間連続して採尿し,排池虫卵数を4通りの方法,すなわち(1)egg counts/1Oml,(2) egg counts/specimen,(3) egg counts/hourおよび(4)食事後のegg counts/hourで表わし,その変動(日差)の大きさを比較した。方法毎の排地虫卵数の変動は(1)(2)(3)(4)の順に小きくなり,排地虫卵数を表わす方法としてはegg counts/hourが適当であると考えられた。また排池虫卵数と患者尿量の聞に相関は認められなかった。患者に食事を与えた後に採原した場合には,与えない場合に比べて,排地虫卵数が増加した。その増加の程度は排地虫卵数が少ない患者において大きかった。Four different egg count methods (egg counts per 10ml, egg counts per specimen, egg counts per hour and post-prandial egg counts per hour) were applied to expression of the intensity of infection with S. haematobium. Egg counts per hour and post-prandial egg counts per hour revealed less variable results than egg counts per 10 ml and egg counts per specimen. Egg counts per hour seemed to be suitable for expression of intensity of infection with S. haematobium. No correlation between egg number and urine volume was shown. The post-prandial effect on egg-output of S. haematobium was much higher in the low egg-output group than in the high and middle egg-output groups.
- 日本熱帯医学会,Japanese Society of Tropical Medicineの論文
- 1986-03-15
著者
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