ダウン症児を抱える家族の理解と支援 告知の実態と告知後のグリーフワーク及び養育過程で母親が体験している世界に焦点をあてて
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概要
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ダウン症告知の実態と告知後のグリーフワーク,更に養育過程で母親が体験している「思い」や「受けとめ」と,その意味を明らかにした.告知の時期は,出産後1週間以内が約4割と最も多い.告知者は小児科医が8割と最も多く,告知先は母親と父親の二人一緒が7割弱と最も多かった.告知場所は,小児科外来或いは病棟の別室,病棟看護室など多様であった.母親は心理状態を考慮に入れた場所への配慮を求めていた.グリーフワークにおいて母親は,ショック・深い悲しみ・不安の中,「一人になること」「家族の支え」「気持ちの受けとめ」を欲していた.養育過程において母親は,医療者の倫理的配慮に欠けた無責任な言動によって,深く傷つく体験をしていた
著者
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