小児看護学実習における付き添い家族の認識 : 子どもが看護学生の受け持ち患者になって思ったこと
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概要
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本研究の目的は、小児看護学実習において看護学生の受け持ち患者になった子どもに付き添う家族の認識や思いを明らかにすることである。受け持ち患者終了後の家族24名を対象に半構造化面接を行い、質的記述的に分析した。その結果、家族は学生の受け持ち患者になることへの心配や懸念を感じつつ、協力するのは当然という思いと子どもの成長や付き添い生活の支援など得られるものへの期待から承諾していた。そして、家族は学生の消極的な態度や不慣れな対応に戸惑いや心配を感じていた。しかし、家族は楽しむ子どもの姿や学生の子どもを思う接し方、自分自身も支援を受けられたことに満足し、時には学生が付き添い生活のパートナーになると感じていたことが明らかとなった。教員は学生の看護の質を高め、家族の心配や懸念が実際のものとならないように、期待したことは叶えられるようにするという役割がある。
- 2012-11-20
著者
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岡田 洋子
旭川医科大学
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岡田 洋子
旭川医科大学医学部看護学科
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森 浩美
旭川医科大学医学部看護学科
-
小口 初枝
北海道立旭川高等看護学院看護学科
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森 浩美
旭川医科大学 医学部 看護学科
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小口 初枝
北海道立旭川高等看護学院 看護学科
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