検査・処置を受ける子どものケアを体験した看護学生の学び : 小児看護学実習終了後のレポート分析から
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概要
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本研究の目的は、看護学生(以下、学生)が、検査・処置を受ける子どものケアを体験し、何を学んでいるのかを明らかにすることである。対象は大学で看護学を専攻し、小児看護学実習(以下、実習)を終了した4年次の学生35名である。学生が実習終了後に提出したレポートを質的・記述的に分析した。その結果、学生の学びは、【子どもの特性】【不安・恐怖を緩和する物的環境】【安心につながるケア】【身体拘束の是非】【プレパレーションの意義・自己の課題】【子どもが主体となる医療・看護】という6つのカテゴリーで構成された。学生は、実習で検査・処置を受ける子どものケアを体験し、その体験を通して、子どもを尊重することを学んでいるため、臨床と基礎教育の連携は重要であり、基礎教育を検討することは看護教育全体の課題であると考えられた。
著者
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岡田 洋子
旭川医科大学
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澤田 みどり
旭川医科大学医学部附属病院4階西ナースステーション
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岡田 洋子
旭川医科大学医学部看護学科
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澤田 みどり
旭川医科大学病院
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森 浩美
旭川医科大学医学部看護学科
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