糸魚川-静岡構造線活断層系中部・富士見地域における反射法地震探査
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概要
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The Itoigawa-Shizuoka tectonic line (ISTL) active fault system displays one of the largest slip rates in the Japanese islands. In the Fujimi area, the southern part of the ISTL active fault system, there are two faults, trending NW-SE, parallel to each other: the Aoyagi fault to the east and the Wakamiya fault to the west. The distance between the two faults is 1-2km. The Aoyagi fault is a west-dipping reverse fault and the Wakamiya fault is east-dipping sinistral fault. To clarify the subsurface geometry and their connectivity, we carried out high-resolution shallow seismic reflection profiling across the two faults. The length of the seismic line is 3.6km, and the receiver and shot point intervals are 10m. Common mid-point seismic reflection data were acquired using a 144-channel recording system and a mini-vibrator. Based on the obtained seismic section, we interpreted that the deeper extension of the Aoyagi fault shows a west-dipping fault surface at a moderate angle, and that the Walkamiya fault merges with the Aoyagi fault. In other words, the oblique slip on the ISTL is partitioned into the dip slip on the Aoyagi fault and the left lateral slip on the Wakamiya fault in shallow fluvial deposits.
- 東京大学の論文
- 2007-08-20
著者
-
東郷 正美
法政大社会
-
佐藤 比呂志
東京大学地震研究所
-
井川 猛
地球科学総合研究所
-
田力 正好
原子力研究開発機構
-
池田 安隆
東京大学理学系研究科
-
松多 信尚
東京大学大学院理学系研究科
-
池田 安隆
東京大学大学院理学系研究科
-
今泉 俊文
山梨大学教育人間科学部
-
東郷 正美
法政大学社会学部
-
河村 知徳
東京大学地震研究所
-
戸田 茂
愛知教育大学
-
宮内 崇裕
千葉大学大学院理学系研究科
-
加藤 一
山梨大学教育人間科学部
-
越後 智雄
千葉大学大学院理学系研究科
-
田力 正好
東京大学大学院理学系研究科
-
石山 達也
京都大学大学院理学研究科
-
荒井 慶将
東京大学地震研究所
-
井川 猛
(株)地球科学総合研究所
-
荒井 慶将
東北大学理学部
-
池田 安隆
東大・理
-
石山 達也
東北大理
-
池田 安隆
東京大学大学院理学系研究科地理学
-
池田 安隆
東大
-
松多 信尚
東大・地震研
-
新井 慶将
東北大学理学部
-
今泉 俊文
東北大学
-
宮内 崇裕
千葉大学大学院理学研究科
-
河村 智徳
千葉大学自然科学総合研究科
-
石山 達也
北大工
-
戸田 茂
愛知教育大学教育学部地学教室
-
河 村
山梨大学
-
石山 達也
東北大学大学院理学研究科
-
井川 猛
阪神コンサル
-
佐藤 比呂志
東京大学地震研
-
今泉 俊文
山梨大学教育人間学部
-
今泉 俊文
山梨大学教育人聞科学部
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