知的照明システムにおける照度センサに影響のある照明の抽出手法及びそれに伴う消灯制御(オフィスインフォメーションシステム,e-ビジネスモデリング,<特集>システム開発論文)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
著者らは,各執務者が要求する個々の明るさを最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究・開発を行っている.知的照明システムでは,最適な照明点灯パターンを効率的に実現するために各照明と各照度センサとの影響度を動的に推定している.しかしながら,影響度が正確に得られない場合もある.このような場合は最適な点灯パターンの実現に時間を要するため,要求される明るさの実現性及び省エネルギー性の観点から解決すべき問題といえる.そこで,照度センサに近い照明をより正確に推定する手法を提案する.提案手法の有効性を示す検証実験では,照度センサに近い照明を的確に抽出できたことを確認した.また,同時に影響のない照明も把握できるため,それらの照明を消灯することによる省エネルギー性の向上も確認した.
- 2013-10-01
著者
-
三木 光範
Faculty Of Science And Engineering Doshisha University
-
三木 光範
同志社大学
-
東 陽平
Graduate School of Engineering and Sciences, Doshisha University
-
吉田 健太
同志社大学大学院
-
吉田 健太
同志社大学理工学部
-
東 陽平
同志社大学
-
東 陽平
Graduate School of Engineering, Doshish University
-
池上 久典
同志社大学大学院理工学研究科
-
池上 久典
Graduate School of Science and Engineering, Doshisha University
-
池上 久典
同志社大学大学院
関連論文
- Network Controllable Artifactsについての基本的考察
- FPGAアレイCubeを用いたレーベンシュタイン距離計算の性能評価(応用1)
- 階層型グリッドミドルウェアによるGridRPC資源管理システムの構築
- 仮想クラスタの構築と性能評価
- 多様性を持つユーザの動的グルーピング
- インターネットの帯域オンデマンドサービスにおけるスケジューリングアルゴリズム(ネットワーク技術,2009年並列/分散/協調処理に関する『仙台』サマー・ワークショップ(SWoPP仙台2009))
- シミュレーテッドアニーリングを用いた自動プログラミング
- シミュレーテッドアニーリングを用いた自動プログラミング(Session 5)
- 知的照度センサを用いた知的照明システムの開発(オフィスインフォメーションシステム)
- 知的照明システムにおける照度と色温度の個別分散制御