豊作年の種子落下後に伐採されたブナ林におけるブナ当年生実生の生残と成長
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概要
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約80年生のブナ林において,豊作年の種子散布後に30m×40mの範囲を伐採し,翌年に発生したブナ当年生実生の死亡要因と死亡時期,成長量を伐採地と隣接する林縁および林内で比較した。伐採区と林縁区は,林内区に比べて実生の生残数が多く,生残率も高かった。林内区では,梅雨時期に発生した菌害による立ち枯れで実生の大半が死亡した。茎長や根元直径などの実生の成長量は,伐採地において林縁部や林内部より大きかった。
- 東北森林科学会の論文
- 1998-02-25
著者
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