シニアを対象としたタッチパネルの使いやすさに関する研究(コミュニケーション支援及びヒューマンコミュニケーション一般)

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概要

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本研究では,インターネットを利用していない(non-PC)シニアと,PCでインターネットを利用しているシニアを対象に,タッチパネルの利用意欲と,操作しやすさについて調査した.その結果,non-PCのシニアの利用意欲を促進する要因は,「情報取得の利便性が向上すること」や,「趣味や生活の利便性に関するコンテンツがあること」等であった.一方,インターネットユーザのシニアの利用意欲の要因は,「PCよりも操作しやすいこと」や「どこででも使える手軽さ」であった.また,タッチパネルの操作性に関しては,スクロールはほとんどのシニアが問題なく行えたが,タップ操作に関してはミスが多く見られた.また,スクロール操作が簡単に行える事により,ユーザの主観的な情報探索のしやすさが増し,さらに探索意欲が向上することが示唆された.
2012-05-15

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