内生細菌のOlpidium virulentus感染阻害効果とそれを用いたレタスビッグベイン病防除の可能性(環境保全型農業における微生物の利活用,シンポジウム)
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概要
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レタスビッグベイン病を媒介するOlpidium virulentusの感染阻害を行う内生細菌の存在とそれを用いたビッグベイン病の防除の可能性を検討した。内生細菌の選抜においてOlpidium virulentusの感染を1/10〜1/200に減じる菌株の存在を明らかにし,また,それらによるビッグベイン病防除試験では防除価32.9と低いが発病抑制効果が認められ,商品化率を向上させることにより経済的な被害を減じることに成功した。また,内生細菌と太陽熱利用土壌消毒及,品種,化学農薬との組合せで実用的な効果を得ることができた。減圧接種及び低温除湿乾燥を組み合わせることにより,内生細菌を生きたままレタス種子へコーティングしペレット化する技術を開発し,内生細菌の実用的な使用方法を確立した。
- 日本土壌微生物学会の論文
- 2007-09-01
著者
-
石川 浩一
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター
-
相野 公孝
兵庫県立農林水産技術総合センター
-
岩本 豊
兵庫県立農林水産技術総合センター農業技術センター病害虫防除部
-
橋本 好弘
株式会社サカタのタネ
-
石川 浩一
近畿中国四国農業研究センター
-
相野 公孝
兵庫県農林水産技術総合セ
-
相野 公孝
兵庫県立農林水産技術総合センター農業技術センター
-
石川 浩一
農業技術研究機構 近畿中国四国農研セ
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