薬用植物種子の研究(第9報) : ゲル電気泳動法によるCorydalis属の類縁関係
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概要
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The saline soluble protein fraction of seeds of the Corydalis species (Papaveraceae) in Japan was examined by polyacrylamide gel electrophoresis and SDS-polyacrylamide gel electrophoresis. The esterase zymogram suggested that C. pallida, C. pallida var. tenuis, C. heterocarpa var. japonica and C. speciosa, having yellow flowers and no tuber, are closely related to each other. Electrophoresis and SDS-electrophoresis patterns also coincided with the result of the esterase zymogram. They also suggested that C. ambigua and C. lineariloba, which had purple flowers and tiber, had a close relationship. So, the Corydalis species may be classified according to their morphological characters. C. incisa, which had purple flowers and no tuber, was not shown to have a close relationship with other Corydalis species plants by the present experiment, though it was found to be related to the group of C. ambigua and C. lineariloba. The relationship of the Corydalis species plants revealed in the present work was reflected in the germination of seeds under some condition.
- 日本生薬学会の論文
- 1987-03-20
著者
-
那須 正夫
大阪大・院・薬
-
那須 正夫
大阪大学薬学部
-
那須 正夫
大阪大学薬学部衛生化学教室
-
米田 該典
大阪大学薬学部
-
米田 該典
Faculty Of Pharmaceutical Sciences Osaka University
-
米田 該典
大阪大学医学部
-
加賀 順二
大阪大学薬学部
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