Webページ評価のための視線測定と文書構造解析を組み合わせた注視情報視覚化
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概要
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視線測定器の性能および操作性が向上したことにともない,Webユーザビリティ評価に視線情報が用いられるようになってきた.Webページ上のユーザが注視した箇所や軌跡を分析することで,Webページの視認性や利便性を評価できるようになった.しかしながら従来の視線分析作業では,注視箇所を手作業でコード化ならびにタグ付けする必要があるために多くの労力と時間を必要としている.そこで本研究では,視線検出とWebページの構造解析を組み合わせた手法を考案し,視線の軌跡上にあるテキストや画像などのオブジェクトを自動的に取得する機能と,注視されたオブジェクトを自動的に強調表示する機能を有するツールを開発した.評価実験の結果,提案手法は従来手法よりも効率的に注視箇所を特定することが可能であることを確認した.
- 2011-12-15
著者
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