gel状の導電性高分子を用いた色素増感太陽電池の検討(有機材料,一般)
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概要
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色素増感太陽電池の動作には電解液を必要とし、この電解液の溶媒の揮発や漏出による太陽電池の性能劣化という問題がある。この問題を解決する手段に擬固体化電解液が挙げられる。我々はポリフルオレン系導電性高分子F8(poly(9,9-dioctylfiuorene)),導電性高分子PVCz(polyvinylcarbazole),また絶縁性高分子のPMMA(Poly(methylmethacrylate))をゲル化剤に用いて電子性伝導の付加を期待した擬固体化電解液の検討を行った。その結果、導電性高分子を電解液に用いた色素増感太陽電池の方が絶縁性高分子を電解液に用いたものより高い特性を示すことが分かった。
- 2011-01-12
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