非対称形コイルを用いた生体磁気刺激における刺激電流分布の制御に関する研究

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概要

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生体磁気刺激は神経線維を刺激する方法の一つである。本研究室では大小2 つの8の字コイルを用いるごとで8の字コイルに比べ局在性が向上することを確認できた。さらに刺激電流分布を制御することでコイルを固定したまま刺激部位を動かすことができた。本研究ではコイルの形状を変化させ、コイル電流を制御することにより刺激できる範囲を広げることを目的としている。今回はeyeコイルを左右非対称の形状にして、刺激部位をシミュレーションにより計算した。また、シミュレーション結果を確認するため体積導体モデルを用いて測定を行った。これらの結果よりコイル電流を制御することにより左右対称のeyeコイルよりも非対称のeyeコイルのほうが刺激可能な範囲を広くすることが出来た。
社団法人電子情報通信学会の論文
2011-01-20

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