生体磁気刺激による刺激興奮部位の評価

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概要

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最近、磁気刺激は臨床応用やリハビリテーションの道具として盛んに用いられてきている。磁気刺激の場合、誘導電流が生体内の広い範囲に流れるために刺激部位を明確にすることは困難である。また、不均一な媒質中では、誘導電界の分布が乱れ、神経興奮する場所が変化することが予想される。本研究では、ウシガエルの坐骨神経をタンクモデルの中に置いて、刺激したときの活動電位から、均一と不均一な媒質中における神経興奮特性の違いを調べた。そして、同様のモデルの誘導電界を解析した結果から勾配を求め刺激部位を予測し、その結果と興奮特性を比較することで導体の不均一性が興奮特性に与える影響を明らかにした。
2001-01-20

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