GPGPUによる顔特徴点の実時間検出に基づく似顔絵アニメーションの自動生成(学生研究発表会)
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概要
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本論文ではwebカメラで撮影された顔動画像から各顔パーツの特徴点を実時間で抽出・追跡し、似顔絵アニメーションを自動生成する方法について述べる。動画像から取得した初期フレーム画像に対し円形分離度フィルタを用いて瞳を検出する。瞳の位置から各顔パーツの存在領域を限定した後、YIQ変換、エッジ抽出などの処理によって顔特徴点を検出する。各顔パーツに対して、毎フレーム検出処理を実行することで顔特徴点の追跡を行う。取得された特徴点を繋ぎ合わせて似顔絵アニメーションを描画する。顔特徴点の抽出処理をGPGPUによる並列演算で実行できるようにすることにより処理の高速化を図り、顔特徴点の検出から似顔絵生成までを実時間で行えるようにした。
- 2011-02-12
著者
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