NLP2010-24 理想的に動作しないPWM-1で制御された合成力学系の定性的性質(一般,機械学習によるバイオデータマインニング,生命現象の非線形性,一般)
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概要
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スイッチを有する系の大部分は理想的にスイッチング動作が行われることを前提に研究が行われてきた.一方近年,理想的ではないスイッチング動作が系に大きな影響を与えていることが実験的に確認された.従って,理想的ではないスイッチング動作が系の定性的性質に及ぼす影響を解明することは工学的応用の観点からも重要であると考えられる.本稿では,スイッチング遅れを有するPWM-1で制御された合成力学系の定性的性質について検討する.まず,本研究に用いる合成力学系を示し,その基本的な振る舞いを説明する.次に,本系の詳細な解析を行うためにPoincare写像を導出する.最後に,2次元分岐図およびPoincare写像を用いスイッチング遅れの影響と分岐現象について議論し,本系の定性的性質を明らかにする.
- 2010-06-11
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