一般化オーロラトモグラフィ法によるオーロラ降下電子の再構成(画像)
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概要
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オーロラトモグラフィ(Aurora Computed Tomography)は,オーロラ多点観測網により撮影された複数のオーロラ単色光画像に対してコンピュータトモグラフィ法を応用し,オーロラの三次元空間構造を復元する手法である.本論文では,このオーロラトモグラフィを更に発展させた手法である一般化オーロラトモグラフィ(Generalized-Aurora Computed Tomography)を提案する.この手法は,多点オーロラ単色光画像に加えて,非干渉散乱レーダ観測による電離圏電子密度やイメージングリオメータ観測による銀河電波吸収等の複数の異種データを組み合わせて,オーロラを引き起こす入射電子のエネルギー・空間分布を再構成することを目的としている.ここでは,特に,一般化オーロラトモグラフィの基本概念を述べ,数値シミュレーションによりこの手法の可能性を示す.
- 2010-02-01
著者
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田邉 國士
早稲田大学理工学術院
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田中 良昌
国立極地研究所
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麻生 武彦
国立極地研究所
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グスタフソン ビヨルン
ランカスター大学通信システム学科
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門倉 昭
国立極地研究所
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小川 泰信
国立極地研究所
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麻生 武彦
極地研
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門倉 昭
極地研
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田邉 國士
早稲田大学理工学部
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田辺 国士
統計数理研究所
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田邉 國士
早稲田大学:山梨大学
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小川 泰信
国立極地研
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