印象情報の付与による類似画像検索性能の評価(パターン認識)
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概要
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本論文では,類似画像検索に用いる人間の主観印象情報と検索性能との関係について述べる.一般に検索は画像情報を用いて行われているが,検索結果の評価は行為者の主観的な判断(印象評価)によっている.したがって,検索精度向上のために印象情報の検索システムへの導入が期待されるが,どの程度組み込むか(または不要か)が問題となる.そこで,印象情報と画像情報を異なる割合で扱ういくつかの多変量解析手法を画像検索に適用し,その結果を比較することで印象情報の寄与について論じる.ここでは数量化IV類などの多変量解析手法,更にそれらのカーネル法を用いた拡張手法を用いた.家紋画像検索における実験の結果,検索性能向上への印象情報の寄与,更に印象情報と画像情報をほぼ対等に扱う場合に最良の性能が得られることを確認した.
- 2008-04-01
著者
-
森崎 巧一
産業技術総合研究所
-
大津 展之
産業技術総合研究所
-
小林 匠
産業技術総合研究所
-
大津 展之
産業技術総合研究所:筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
大津 展之
電子技術総合研究所知能情報部長; Rwcp 筑波研究センター首席研究員
-
大津 展之
電総研
-
大津 展之
産業技術総合研究所:東京大学
-
大津 展之
東京大学:産業技術総合研究所
-
大津 展之
電子技術総合研究所知能情報部
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