照合幅と照合順序を考慮した高速類似領域探索法(パターン認識と理解,<特集>画像の認識・理解論文)

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概要

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高速な類似領域探索手法としてアクティブ探索法がある.この手法では,ヒストグラムの代数的な性質を利用して一度の照合で周辺の類似値の上限値が求まり,それにより照合を大幅に省略することができる.しかし,効率的な照合間隔,効率的な上限値の求め方,探索を行う順序に関する具体的な検討は行われていない.そこで,それらを考慮したより高速に探索できる手法を提案する.提案手法は,効率的な間隔で探索する手法,照合した4点を用いて上限値を求める手法,類似値の高い領域から探索を行う手法の三つである.精度はアクティブ探索同様,総当り法と同様の精度を保障している.実験の結果,従来法と比較してそれぞれ1〜6倍,1〜7倍,0.5〜8倍の速度が得られた.
社団法人電子情報通信学会の論文
2007-08-01

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