カメラとモニタ導入に伴うグループホーム介護者の負担感に関する研究(第2報)(肢体障害・介護,HCGシンポジウム)
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概要
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認知症高齢者介護施設であるグループホーム(GH)において入居者のQoL(Quality of Life)を高めるような介護を行うためには,介護者の負担感を低減させる必要がある.一方で,少人数で入居者の介護を行わなくてはならないGHでは,機械や情報システムによるサポートが求められる.そこで本稿では,カメラとモニタが介護者に与える負担感を明らかにすることを目的とする.カメラとモニタを導入して一定期間を経た1軒のGH介護者5名に対する面接調査および2名の介護者に対するビデオ観察を行った.面接調査の結果,介護者の精神的負担感および肉体的負担感を低減させ,介護作業が中断されにくくなったことが分かった.ビデオ観察からは,介護者および入居者の1日の行動量は変化していないことが明らかとなった.両者の結果から,自律的に介護作業を行えるようになったことが,負担感低減に繋がったと考えられる.
- 2009-03-16
著者
-
藤波 努
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科
-
杉原 太郎
北陸先端科学技術大学院大学
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杉原 太郎
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科
-
劉 曦
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科
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藤波 努
北陸先端科学技術大学院大学
-
杉原 太郎
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科
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