平均律クラヴィーア曲集第二巻の手稿譜に関するデータベース構築とその利用(セッション2 : 楽譜資料研究)
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概要
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J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第二巻」はその影響力からいって西洋音楽において最も重要な作品といえるが、バッハ自身が意図した最終稿がどのようなものであったかは未だに分かっておらず、様々なヴァリエーションが存在している。「平均律クラヴィーア曲集第二巻の手稿譜に関するデータベース」(WTC2)は、これら多くのヴァリエーションについて、その起源と製作者を特定すること、またヴァリエーション間の関連を明らかにするために構築された。WTC2はWebアプリケーションとして実装されており、利用者はブラウザを使って平均律第二巻のヴァリエーションに関する様々なデータを検索できる。本論ではWTC2の目的と機能および実現方法について説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-10-25
著者
-
藤波 努
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科
-
富田 庸
School of Music, Queen's University
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富田 庸
School Of Music Queen's University
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藤波 努
北陸先端科学技術大学院大学
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