メディア機能を生かした地域アセスメントeラーニング教材の工夫(保健福祉学部看護学科)

概要

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本研究では、地域アセスメントeラーニング教材を作成し、メディア機能の側面から地域アセスメント演習教材の効果を検討することを目的とした。抽象的な地域アセスメントの概念と直接経験との中間に位置し、両者を媒介する間接経験としてCD-ROM教材とWeb教材を作成し、メディァ機能の側面から構成内容を比較分析した。CD-ROM教材は健康相談における地域アセスメントである。地域のある特定の場面にスポットライトをあてた映像情報と、その場面の意味を言語情報で同時に提示することによって、学生の地域アセスメント思考を刺激しイメージ化を促すと考えられた。また、学習者が教材を操作し、モデル保健師の思考過程を繰り返しシュミレーションすることにより学習者の理解度に応じた学習が可能であった。Web教材は地域診断演習の教材である。学習者が演習目的を達成するために保健師の視点で教材を加工し表現することが可能であった。今後は、学習者による教材の評価を行い、また各々の利点を取り入れた効果的な教材への改善が課題である。
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