条虫類に存在する糖脂質の機能解析(I.大学院重点特別・研究科特別経費,平成18年度麻布大学公的研究助成金事業研究成果報告)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
条虫から,生体膜上で集合してできると考えられている微小膜領域である膜ミクロドメインを調製し,糖脂質およびタンパク質糖鎖について実験を行った結果,低密度であるDIGs画分にAK97に反応する精脂質および精タンパクが局在していることがわかった。インフルエンザウイルスやヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染には精鎖が重要な役割を担うことが知られており,精鎖は条虫類の感染にも深く関与している可能性は極めて高く,固有宿主と非固有宿主を識別する因子として精脂質や精タンパク質のさらなる実験が必要であると考えられた。
- 麻布大学の論文
著者
-
内田 明彦
麻布大学環境保健学部医動物学研究室
-
内田 明彦
麻布大学大学院環境保健学研究科環境保健科学専攻
-
内田 明彦
イカリ消毒
-
川上 泰
麻布大学医動物学研究室
-
川上 泰
麻布大学大学院環境保健学研究科環境保健科学専攻
-
森田 重光
麻布大学大学院環境保健学研究科
-
内田 明彦
麻布大学環境保健学部健康環境科学科医動物学研究室
-
内田 明彦
麻布大学医動物
関連論文
- B22 タバコシバンムシに付着させたAspergillus ochraceusのオクラトキシンA産生(第62回日本衛生動物学会大会特集)
- 東京都内の29小中学校の環境アレルゲンとしてのダニ数及びアレルゲン調査
- 北海道および海外からの畜犬を介するエキノコックス本州侵入の可能性
- 日本で最初にみられた Cysticercus longicollis
- ナイジェリア産巨大肝蛭(Fasciola gigantica)に対するヒメモノアラガイ(Lymnaea ollula)の感受性
- Preliminary Investigation of Chagas' Disease and Intestinal Parasitosis in a Classical Endemic Area of Paraguay
- (2)タバコシバンムシから分離されたAspergillus属のカビ毒産生能(一般講演,日本家屋害虫学会第30回大会発表要旨)
- タバコシバンムシに付着する真菌胞子の付着率と付着形態
- 気管支喘息患児の生活環境におけるダニアレルゲン除去効果の検討
- B13 タバコシバンムシから分離された真菌類 : 第5報(第59回日本衛生動物学会大会特集)