距離画像センサを用いた俯瞰画像からのSVMによる人物の姿勢分類(テーマセッション,パターン認識・メディア理解のための学習理論とその周辺)

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概要

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製造工場では,製品品質や生産性の向上を目的とした作業のムダの排除が常に行われている.従来,このような作業改善活動は,専門家などが作業の様子を直接または撮影された映像を観察しながら改善方法の案出を行っており,改善活動従事者の熟練度に依存していた.また,観察から改善方法が案出されるまでの時間は,実際の作業時間と比較して膨大なものとなっていた.そこで本研究では,セル生産方式による人物大の装置の組み立て作業を想定し,作業の改善活動支援を目的としている.作業に含まれるムダは,作業者の姿勢から発見することができる.本研究では,製造工場における環境の制限により天井に距離画像センサを取り付け,上方より作業の様子を撮影する.上方より撮影した距離画像から特徴量を抽出し,サポートベクターマシン(SVM)を用いて作業者の姿勢分類を行う.さらに本稿では,人物大の装置の組み立て作業を模擬した実験結果について述べる.
社団法人電子情報通信学会の論文
2007-12-06

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