偶奇分別法を適用したMMFSK方式の誤り特性

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概要

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偶奇分別法を適用したMMFSK方式(MMFSK-EOD)では、偶数・奇数両方を含むパターン群(A群)の復調と偶数レベルのみのパターン群(B群)の2段階の復調を経てレベルを復調する。本稿では、システムの誤り特性に二つの復調が与える影響を調査した。その結果、誤り特性をよくするためにはA群の構成が重要であることがわかった。また、奇数レベルをEOパターンに加えるとEOパターンが反転してしまう。そのため、反転したEOパターンを使わないか、偶数レベルのみ使用するかしなければならない。二つの方法を比較した結果、偶数レベルのみ使用することで誤り特性が改善されることが分かった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2007-12-11

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