同期用多数決合成系列を用いたM-ary/SS方式の一検討

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概要

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本論文では、同期用PN系列を用いたM-ary, SSの同期方式について解析し、その性能改善のため多数決合成系列を用いた方式を検討した。まず、本方式のシステム性能のパラメータとして、ビット誤り率、同期追跡ジッタ、同期捕捉時間について計算例を挙げて解析した。その結果、システムの定常的な性能、すなわち、ビット誤り率、同期追跡ジッタの特性の劣化を少なくしておくためには、平均同期捕捉時間が非常に長くなることがわかった。そこで、平均同期捕捉時間の改善を図るため同期用PN系列として多数決合成系列を用い、大きな改善効果のあることを示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-12-16

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